突然ですが、ちょっとしたクイズです。
Q.生のほうれん草が120gあります。これをゆでておひたしにしたとき、栄養価はどう計算すればよいでしょうか?
「生のほうれん草の栄養価を使えばいいのでは?」
実は、それだけでは正確な計算ができません。ほうれん草は、ゆでることで水分量が変わり、栄養素の一部がゆで汁に溶け出すこともあるため、調理前後で重量や栄養価が変化するからです。
正しく計算するには、ゆでたあとの重量を量り直したり、調理による重量変化を考慮して換算したりする必要があります。
栄養士さんや給食担当の方にとって、こうした日々の細かな計算は、意外と大きな負担ではないでしょうか。
そこで今回は、当社が共同販売している栄養計算Webアプリ「栄養Proクラウド」を使って、ほうれん草の栄養価を計算してみます。

ほうれん草(生120g)をゆでたら?
栄養Proクラウドでは、調理後の食品データを使って、栄養価を簡単に計算できます。
手順1:食品を検索する
「ほうれん草」と入力すると、候補となる食品が写真つきで表示されます。
「葉 通年平均 生」「葉 通年平均 ゆで」など、似た名前の食品が並んでいても、写真を見ながら選べるので便利です。
手順2:「ゆで」を選び、生の重量を入力する
ここがポイントです。
「ゆで」のほうれん草を選び、生の状態での重量「120g」を入力します。
手順3:計算結果を確認する
これだけで、ゆでたあとの成分値が自動で計算されます。
調理後の重量を量り直したり、換算表を確認したりする手間を省けます。
栄養Proクラウドなら、生の重量を入力するだけで、ゆでたあとの栄養価を簡単に確認できます。
ほかにも便利な機能が充実!
栄養Proクラウドには、日々の栄養計算や献立づくりをサポートする機能がそろっています。
「1個って何グラム?」が分かる目安量
「卵1個」「1切れ」など、食品のおおよその重量を確認できます。食品の重量が分からない場合でも、目安量を参考に入力できます。
食品ごとの解説を確認できる
食品を選ぶ際に、成分分析に使われた品種や産地など、その食品に関する留意点を確認できます。
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」の食品群別留意点に基づく情報を参照できます。
約1,500点の料理データを収録
外食メニューも含め、約1,500点の料理データを収録しています。
料理ごとに材料と作り方がセットになっているため、「ほうれん草とカニのチャウダー」のような料理も、献立づくりに活用できます。
オリジナルの食品や料理も登録できる
よく使う商品の栄養価を登録したり、オリジナル料理を登録してレシピカードとして出力したりできます。
日々の業務で繰り返し使う食品や料理を登録しておけば、効率的な栄養計算につながります。
栄養評価をグラフつきPDFで出力
エネルギー産生栄養素バランス(たんぱく質・脂質・炭水化物のバランス)や、緑黄色野菜の重量比率、EPA・DHAの摂取量、食事摂取基準に基づく評価などを、グラフつきのPDFで出力できます。
栄養指導の資料としても活用できます。
Excelでの利用にも対応
栄養計算の結果は、CSV形式で書き出せます。Excelなどでデータを活用したい場合にも便利です。

いつでも、どこでも、最新のデータで
栄養Proクラウドは、インターネット上で利用できるWebアプリです。
- インストール不要:Windows・MacのパソコンやiPadから、学校・職場・自宅などで利用できます。
- データのバックアップ作業が不要:料理や献立のデータはクラウド上に保存されます。
- 最新の基準に対応:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」および「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に対応しています。
また、以前の計算結果と比較したい場合に備え、「2015年版(七訂)」の方法で計算したエネルギー値も表示できます。
一般向けの年間使用料は8,800円(税込)です。個人での栄養管理から、学校・施設・企業での活用まで、幅広い用途に対応しています。
栄養の専門知識とITの技術で、現場の負担を軽減
栄養Proクラウドは、日本栄養大学監修のもと、日本栄養大学出版部と当社が共同で販売しています。
「栄養」の専門知識と、当社の「IT」の技術を掛け合わせ、現場のちょっとした手間を減らしていく。
今回ご紹介したほうれん草の栄養計算のように、日々の業務をより便利にする機能を通じて、栄養管理に携わる皆さまをサポートしていきます。
栄養Proクラウドについて詳しくはこちら