前回の「図形編」に続きまして、「スライドショー編」の意外と知られていないテクニックをご紹介します。
今回ご紹介する機能はPowerPoint 2010以降のバージョンでお使い頂けます。
「パワーポイント 意外と知られていない便利テクニック ~図形編~」はこちら
★すぐにスライドショーを開始する。
スライドショーを開始する時、パワーポイントを立ち上げて、スライドショーのタブを選んで、最初からを選んで…という風に操作されていませんか?
もっとスマートにスライドショーを始める方法を2つご紹介します。
方法①
1.PPTファイルを右クリックする。
2.シュートカットメニューから[スライドショー]を選択する。
方法②
1.[名前を付けて保存]から、ファイルの種類を[PowerPointスライドショー(.ppsx)]で保存する。
2.できた「.ppsxファイル」をダブルクリックする。
★ボタン一つで画面を黒塗りにする。
プレゼンが始まる直前まで、プロジェクターに映像を映し出したくないとき、どうされてますか?
プロジェクターの電源を切っておくと、立ち上がるまで時間かかりますよね。
そんなとき簡単に画面を黒塗りや白塗りにする方法です。
1.スライドショーを開始してから、[B]で黒塗り画面、[W]で白塗り画面になります。
2.元に戻すには、再度[B]または[W]をクリックします。
★目的のスライドにジャンプする。
プレゼン後、特定のページ戻りたい時、アニメーションが多かったりするとなかなか目的のスライドにたどりつけませんよね。
そんな時、目的のスライドにジャンプする方法です。
1.スライドショー中に、移動したいスライド番号[1]や[20]などを入力して[Enter]をクリックする。
★スライドショーの動画を作成する。
プレゼン内容をWebへ公開したり、メール添付で配布したいときなど、パワーポイントで簡単に動画を作成することができます。
写真を使ってBGM入りのフォトアルバム動画なども作ることが出来ます。
1.[ファイル]タブの[エクスポート]から[ビデオの作成]をクリックする。
2.ビデオ品質を指定する。
高画質、中画質、低画質の中から選択します。高画質なほどファイルサイズが大きくなります。
3.タイミングとナレーションを指定する。
スライド切り替えの時間設定や、マイクを使ってナレーションを録音することができます。
4.[ビデオの作成]をクリックする。
5.ファイルの種類を、「mp4形式」か「wmv形式」を選択して保存する。
★パワーポイント対応レーザーポインターを使う。
プレゼンでの画面切り替えを行うとき、パワーポイント対応リモコンやレーザーポインターがあると便利です。
身振り手振りのジェスチャーを織り交ぜたり、自由に動きながらのプレゼンが出来るようになります。