●Manifest V2の廃止とV3への移行による一部機能の利用不可について
Googleより提供しているフレームワークの古い仕様「Manifest V2」(以下、MV2)の廃止スケジュールおよび
ChromeとEdgeのMV2準拠の拡張機能の段階的廃止が発表されました。
Ver.7.3以前は、MV2準拠の拡張機能によりブラウザ操作の自動記録を実現しており、MV2廃止後でも
作成済みのシナリオの実行については影響ありませんが、自動記録機能を用いたシナリオ作成はできなくなります。
Ver.7.4以降では、新しい仕様であるMV3準拠の拡張機能によりブラウザ操作の自動記録や実行時の操作を実現しています。
この機会に最新版WinActorへのバージョンアップをご検討ください。
●Manifest V2廃止スケジュール
2023年6月: Chromeウェブストアで既存のMV2拡張機能のアップデート停止され、MV2拡張機能が実行されなくなります。
エンタープライズ環境(注1)ではポリシーにより許可されます。
2024年1月: エンタープライズポリシーを使用してもMV2拡張機能が利用不能になります。
●MV2拡張機能の廃止の影響
WinActorの各バージョンのブラウザ操作に関する機能について、Google Chrome(以下、Chrome)および
Microsoft Edge(以下、Edge)のMV2拡張機能廃止による影響を下表に記載します(作成済みのシナリオの実行には影響はありません)。
WinActor Ver.7.4.0以降にて、ChromeおよびEdgeの自動記録時に用いるブラウザ拡張機能はMV3対応されており、
MV2拡張機能廃止後もChromeおよびEdgeに対してブラウザ操作を自動記録できます。
●注1 お使いの環境がエンタープライズ環境かを確認する方法の例
ChromeやEdgeの設定画面または拡張機能画面にて以下が表示されれば、エンタープライズ環境かを確認できます。
【参考URL】
・MV2廃止スケジュール
https://developer.chrome.com/docs/extensions/mv3/mv2-sunset/
・EdgeのMV3移行スケジュール
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-edge/extensions-chromium/developer-guide/manifest-v3
■お問い合わせ先
WinActor担当 堀田
TEL:06-6350-3505
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