滋賀県の湖東地区に位置する竜王町は、豊かな自然と数多くの歴史遺産が残る人口約1万2千人のまち。近江牛、お米、地酒、果実など、食材の宝庫でもあります。そんな同町の住民の方々の暮らしを支える役場では、少ない職員で多種多様な業務をこなしているという実態がありました。そこで、未来創造課様が主体となって、RPAによる業務の効率化を目指すこととなり、WinActor®︎の導入からロボット開発、運用支援まで、日本ソフト開発が全面的にバックアップしました。
対象業務となったのは、システムからの情報取得・システムへの情報入力・システム間の連携が必要な入札契約業務や固定資産税業務、人事給与業務などです。その結果、職員だけによる作業時間と比べ、年間でおよそ126時間の削減効果が得られました。加えて、国からの急な制度変更対応などの際、新規のシステム導入が不要となり、コスト抑制につながったこともWinActor®︎の導入効果として挙げられています。今後の目標は、各所属職員が自らロボット開発ができるようになることと伺いましたので、シナリオ構築サポートなど、ぜひ継続的にお手伝いさせていただきたいと願っています。
記載内容は2020年6月現在のものです。